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2018.09.03

【地域おこし研究員による実践】
産官学金連携の『地域おこし×災害支援フードトラックプロジェクト』発足

― SDGs実現に寄与する「人材育成×社会課題×ビジネス」の社会システムを構築します ―

「防災の日」である2018年9月1日(土)、慶應義塾大学SFC研究所 社会イノベーション・ラボ(代表:玉村雅敏、以下SFC研究所)、辻調理師専門学校(校長:辻芳樹)、株式会社mellow(代表取締役:柏谷泰行、以下mellow)、鹿児島相互信用金庫(理事長:稲葉直寿)の4者の呼びかけのもと、「地域おこし×災害支援フードトラックプロジェクト」を発足しました。

このプロジェクトでは、地域おこし研究員の太田良冠さんによる研究実践の一環として、長島町(鹿児島県、町長:川添健)をはじめとした全国各地の自治体や企業・団体等と協力して、多様な主体を結びつけるチカラを持つ「食」の観点から、「人材育成×社会課題×ビジネス」の相乗効果がある社会システムの構築を推進します。

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このプロジェクト開始にあたり、8月31日(金)、辻調理師専門学校(大阪市阿倍野区)にて、プロジェクトの呼びかけを行う4者による「食による地域おこしと災害支援に関する研究開発に係る連携協定」の締結式を開催しました。また、締結式とあわせて、同会場にて、記者会見ならびに自治体・企業・団体等を対象としたプロジェクト説明会、長島町のフードトラック(キッチンカー)型アンテナショップである「長島大陸ブリうま食堂」による食材提供のデモンストレーションを行いました。

なお、2018年度後半を目処に、準備が整い次第、大阪市と東京都にて、教育プログラムと連携した「地域おこし×災害支援フードトラック」を運行する予定です。

また、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科と全国の自治体・団体が推進する「地域おこし研究員」プログラムでの研究開発テーマとしての活用や、同プログラムに関わる研究員や大学院生が、「地域おこし×災害支援フードトラック・プロフェッショナル育成プログラム(仮称)」の受講を可能とすることを検討します。

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参考

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