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2018.07.31

邑南町(おおなんちょう)と慶應義塾大学SFC研究所『地域おこしに関する研究開発の連携協力に係る覚書』を締結

― 邑南町の「A級グルメのまち」のチカラを活かした社会システムを開発・実践する「邑南町地域おこし研究所」の設置を検討します ―

邑南町(島根県、町長:石橋良治)と慶應義塾大学SFC研究所(神奈川県、所長:田中浩也 以下、SFC研究所)は、2018年7月31日、『地域おこしに関する研究開発の連携協力に係る覚書』を締結しました。

SFC研究所 社会イノベーション・ラボ(代表:玉村雅敏 慶應義塾大学総合政策学部教授)の助言・協力の下で、邑南町は、「A級グルメのまち」の実践など、地方創生と食と農の産業戦略を推進してきた知見を活かしながら、未来を先導する社会システムの開発と実践に取り組む「邑南町地域おこし研究所(※)」の設置を検討します。同研究所では、例えば、SFC研究所が全国各地の自治体や鹿児島相互信用金庫などと共同で開発・実装してきた「ぶり奨学プログラム」を参考とした奨学プログラムの検討等を行います。

邑南町では、邑南町職員が邑南町の未来を先導する社会システムに関するテーマを設定し、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科に入学した場合には、「地域おこし研究員」として、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスからの遠隔と対面での助言と指導を受けながら、邑南町に資する研究開発に従事する予定です。また、邑南町では、「A級グルメのまち」のチカラなどを活かした社会システム開発に挑戦する慶應義塾大学の大学院生を「地域おこし研究員」として任用することも予定しています。

(※)「邑南町地域おこし研究所」は、邑南町役場内に設置を予定しています。

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