2019年9月14日(土)~9月16日(月)に、リサイクル率12年連続日本NO.1、SDGsのまち鹿児島県大崎町で、CSV(Creating Shared Value)事業を発想するプログラムを実施しました。
昨今、企業活動を通じて社会課題を解決し、社会価値と企業価値を両立させるCSV事業が注目されています。課題が連鎖的で個別の組織だけでは解決できなくなっており、多様な関係者とパートナーシップを構築しながら解決に向かわないと、組織も存続・成長できないからです。
そこで、「地域に密着し日々、地域の人々と向き合う信用金庫職員」、「持続可能なリサイクル事業を構築し、自治体初のSDGsを宣言した大崎町役場職員」、「未来を先導する実学を推進してきた慶應義塾大学の学生(地域おこし研究員希望者を含む)」がひとつのチームになって、互いの技術や資源を掘り起こし結合させ合いながら、“信金×自治体だからこそ” 生まれるCSV事業の開発にチャレンジしました。
本プログラムでは、架空の組織「おおさき相互信用金庫」を創るとして、「信金×自治体×住民」の連携要素、相互扶助を意識しながら、大崎町が抱える社会課題を解決するような事業の具体的な設計を行いました。
最後はひとりずつ、「プレスリリース形式」で「記者会見風」にプレゼンテーション。本質を突いたアイデアが多く出され、具体的な事業が示されました。