2023年2月25日(土)に「第17回『地域おこし研究員』説明会」を開催いたしました。
今回は初の試みとして、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)と慶應義塾大学SFC研究所(社会イノベーション・ラボ)のコラボレーション企画「STACON EAST 2023春」の一環として開催され、オンライン形式と駅たびコンシェルジュ仙台での対面形式のハイブリット型で説明会を実施いたしました。
説明会には、地域おこし研究員に興味を持ち政策・メディア研究科(大学院)への進学を検討されている大学生や社会人、地域共創・地域活性化に興味がある学生や取り組む自治体・地域事業者の方など、約30名の方々にご参加いただきました。
第1部の「STACON EAST 2023春」では、「“地域コミュニティの一員”になる関係人口創出の仕組みづくり」をテーマに、慶應SFCと地域おこし研究員による研究開発と実践について、玉村雅敏(総合政策学部教授)と、各地から参加した地域おこし研究員と修了生、担当教員より説明しました。 また、吉田真彦さん(地域おこし研究員第8号、花巻市)と松浦生さん(地域おこし研究員第11号、大山町)が講師として登壇し、地域おこし研究員の実践研究としてそれぞれ「域外大学生による地域の一員としての活動を促す『週末住人モデル』の構築」「集落の民俗芸能における集落外の演者を確保する『通い神楽モデル」の構築」について講演しました。
第2部の大学院進学希望者を対象とした説明会では、大学院政策・メディア研究科について、そして「地域おこし研究員」の制度・任用について、玉村から説明をしました。
質疑応答では、地域共創の実践や地域おこし研究員の取り組みについて活発な質疑が行われ、仙台会場では説明会終了後も登壇者へ個別にたくさんのご質問をいただきました。